「定年後、収入が激減したらどうやって生活すればいいのか。」
50代・60代の多くの方が抱えるこの不安。年金だけでは足りない、でも貯金も十分ではない。そんな状況でどう家計を管理すればいいのか、正直なところが分からない方も多いと思います。
私の現在の家計をそのまま公開します。手取り28万円。住宅ローン・子どもの学費・食費を払いながら、年金の全額をNISAに投資しています。50歳で廃業・自己破産を経験した私が身につけた「1円も無駄にしない」家計管理術をお伝えします。
62歳・現役サラリーマンのリアルな家計を公開
収入|給料28万円のみ
現在の収入は、製造会社からの給料・手取り28万円のみです。
61歳から年金の繰り上げ受給を開始していますが、年金は全額NISAの積み立てに回しています。つまり生活費として使える収入は、給料の28万円だけです。
50歳で工場を廃業する前は、経営者として相応の収入がありました。でも廃業・自己破産を経て、55歳で製造会社に就職したとき、収入は大きく変わりました。最初はしんどかった。でも今は「この収入の中でどう最大限に生きるか」を考えることが習慣になっています。
支出|毎月の内訳を全公開
毎月の支出を正直に公開します。
- 住宅ローン:60,000円(妻名義・56歳で購入)
- 食費:80,000円(子どもが学生のためかかる)
- 学費:40,000円(専門学校在学中の子ども)
- 電気代:25,000円
- 通信費:10,000円
- 病院代:10,000円(毎年健康診断・胃カメラ・大腸カメラ)
- 水道代:6,000円(2ヶ月で12,000円)
- 雑費:残り全て
合計するとほとんど残りません。それでも年金の全額・月8万8千円をNISAに投資し続けています。
「そんな余裕どこにあるの?」と思う方もいるかもしれません。答えは「余裕があるから投資しているのではなく、投資を最優先にして残りで生活している」です。
50歳の破産が教えてくれた「お金の真実」
破産前の私|お金に無頓着だった
50歳で廃業・自己破産する前の私は、お金の管理が全くできていませんでした。
タバコは1日60本。夜遊びも過ぎていた。稼いだお金を無駄遣いばかりしていました。工場の経営者として18年間やってきたプライドはあっても、お金の管理という視点はほとんどありませんでした。
「なんとかなる」という根拠のない自信が、現実を直視することを妨げていました。気づいたときには、全財産が90万円になっていました。
破産後に身についた習慣|1円も無駄にしない
自己破産を経験して、お金との向き合い方が根本から変わりました。
一番変わったのは「無駄がないか徹底的にチェックする習慣」です。毎月の支出を細かく把握して、必要なものと不要なものを仕分けする。これが当たり前になりました。
破産前の私は、様々なことで無駄遣いをしていたことにすら気づいていませんでした。「これくらいいいだろう」という小さな無駄が積み重なって、最終的に取り返しのつかない状況になっていた。その経験があるからこそ、今は1円単位で意識が変わっています。
手取り28万円で家計を回す具体的な方法
固定費の削減を最優先にした
家計管理で最初にやるべきことは、固定費の削減です。固定費は一度削減すれば毎月効果が続くからです。
私が実際に削減した固定費の中で一番大きかったのは保険料です。見直し前は月38,000円だった保険料を、無料の保険相談を使って月13,000円に削減しました。月25,000円・年間30万円の削減です。この30万円が今はNISAの積み立てに回っています。
通信費も見直しました。大手キャリアから格安SIMに変えることで、通信費を大幅に削減できます。月10,000円以下に抑えることは、今の時代それほど難しくありません。
食費は削りすぎない
我が家の食費は月8万円です。子どもがまだ学生なので、これはある程度仕方がない部分もあります。
食費は削りすぎると健康に影響します。50歳まで不摂生を続けた私だからこそ、健康への投資は削ってはいけない部分だと思っています。毎年健康診断・胃カメラ・大腸カメラを欠かさず受けているのも同じ理由です。病気になってからかかる医療費の方が、はるかに高くつきます。
投資を「先取り」する発想
年金月8万8千円を全額NISAに回しているのは、「余ったら投資する」ではなく「投資を最初に確保して残りで生活する」という発想からです。
「余ったら貯金しよう」「余ったら投資しよう」という考え方では、ほぼ確実に余りません。先に投資額を確保して、残りで生活するルールにすることが、資産形成の鉄則です。
これは苦しいことも正直あります。でも月8万8千円が毎月自動的にS&P500・オルカンに積み上がっていくのを見ると、「続けてよかった」と思います。
定年まであと2年半|今やっていること
①1円でも投資に回す
65歳で今の仕事を辞めることを視野に入れながら、今は1円でも多くを投資に回すことを意識しています。定年後は給与収入がなくなります。だからこそ今の収入がある間に、できるだけ多くを資産形成に充てる。この2年半が勝負だと思っています。
②ネットビジネスで月5〜10万円を稼ぐ
定年後の収入源として、このブログでの副収入を月5〜10万円に育てることを目標にしています。定年後も収入があれば、年金と投資だけに頼らなくてすみます。
62歳からAIを使ったブログ副業に挑戦しているのは、定年後の生活を見据えてのことです。今のうちにスキルと収益の仕組みを作っておくことが、65歳以降の生活の安定につながります。
③動ける体を維持する
55歳で再就職したとき、5年間家にこもり続けた体は驚くほど衰えていました。少し歩くだけで息が上がる。あの経験が、健康管理の大切さを体に刻み込みました。
定年後も動ける体があれば、働く選択肢が広がります。健康は最大の資産です。毎年の検査を欠かさず、適度な運動を続けることが、老後の家計管理にも直結しています。
定年後の家計管理で一番大切なこと
定年後の家計管理で一番大切なことは、「収入が減ったから節約する」ではなく、「今のうちに収入が減っても大丈夫な仕組みを作る」ことです。
具体的には3つです。
一つ目は固定費を今すぐ削減することです。保険・通信費・サブスクリプションなど、見直せる固定費は今すぐ見直してください。浮いたお金を投資に回す。これだけで10年後が大きく変わります。
二つ目は投資を先取りすることです。余ったら投資ではなく、投資を先に確保して残りで生活する発想に切り替えてください。NISAは今すぐ始めるべきです。
三つ目は定年後の収入源を今から作ることです。年金だけに頼る老後は不安です。ブログ・せどり・フリーランスなど、定年後も続けられる収入源を今のうちに育てておくことが、最大の家計管理です。
まとめ|家計管理は「仕組み」を作ることが全て
50歳で破産した私が62歳で学んだことがあります。お金の管理はテクニックではなく、習慣と仕組みです。
毎月の支出を把握する。固定費を削減する。投資を先取りする。定年後の収入源を育てる。この4つを仕組みとして動かし続けることが、定年後の家計を守る唯一の方法です。
「もう遅い」と思っている方に伝えます。私は50歳で全財産90万円になりました。それでも62歳の今、少しずつ前に進んでいます。今日が一番若い日です。今この瞬間から動き始めてください。
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