なぜFPに相談するのが良いのか|62歳が体験して 初めてわかった5つの理由

FP相談のメリットを考える62歳のイメージ画像 老後のお金

「FP相談って、本当に意味あるの?」

正直に言うと、私はずっとそう思っていました。

「どうせ保険を売りたいだけやろ」
「無料やから、何か裏があるんちゃうか」
「自分のことは自分で決める」

そんな考えで、長年FP相談を避け続けていました。

でも実際に相談してみたら、考えが180度変わりました。

保険料が月3万8000円から1万3000円に下がりました。
年間30万円、10年で300万円の差です。
「相談しなかったら、この300万円は
ずっと垂れ流しになっていた」と思うと、
助かったって思った!

この記事では、62歳の私がFP相談を経験して
初めてわかった「なぜFPに相談すべきなのか」を、
体験をもとに正直に話します。

そもそもFP(ファイナンシャルプランナー)とは何者か

FPとは、お金に関する専門的な知識を持ち、
個人や家庭のファイナンシャルプランを
サポートする専門家です。

カバーする領域は幅広いです。

・家計管理・収支の見直し
・保険の見直し
・年金・退職金の受け取り方
・NISA・iDeCoなどの資産運用
・相続・贈与の対策
・住宅ローンの相談
・税金の基礎知識

これだけ見ると「なんでも屋」に見えますが、
実態はひとりのFPに得意不得意があります。
保険に強い人、資産運用が専門の人、
相続や税務に精通している人など、
専門領域はそれぞれ違います。

だからこそ、相談する前に「自分が何を
解決したいか」を明確にしておくことが重要です。
この話は後述します。


理由①|「自分では気づけない穴」を見つけてくれる

私がFP相談で最初に驚いたのは、
「自分では気づいていなかった無駄」を
次々と指摘されたことでした。

長年、保険は「とりあえず入っておけば安心」
という感覚で続けていました。
内容をちゃんと把握していたかというと、
正直ほとんど理解できていませんでした。

FPに家計全体を見てもらったとき、
こう言われました。

「Kazuさん、この保険の保障内容、
今の生活状況には合ってないですよ」

子どもが独立しつつある段階で、
子どもの教育費を前提に設計された死亡保障が
そのまま残っていました。医療保険も、
高額療養費制度でカバーされる部分と
重複していました。

「公的制度でカバーできる部分を、
民間保険で二重払いしている状態です」

この一言が、全てを変えました。

結果として、月3万8000円の保険料が
1万3000円に下がりました。年間30万円の削減です。

「知らんかったら一生払い続けてたんやな……」と、
思わずつぶやいてしまいました。

自分で気づけなかった理由は単純です。
保険の構造は複雑で、公的制度との
重複をひとりで判断するのは難しいのです。
専門家の目で見て初めてわかることがあります。


理由②|「老後のお金」を数字で見える化してくれる

老後のお金の不安は、多くの場合
「漠然とした不安」です。

「何となく足りない気がする」
「年金だけじゃ無理そう」
「でも、いくら必要かは分からない」

この「漠然と」が一番危険です。
数字がないまま不安だけが膨らみ、
結局何も手を打てずに時間が過ぎていきます。

FPに相談すると、これが一変します。

収入(年金・給与・その他)と
支出(生活費・医療費・住居費)を
全部数字に落とし込み、
「いつ、いくら足りなくなるか」を
ライフプランシートで可視化してくれます。

私の場合、相談してみて初めて
「年金繰り上げ受給の減額分を投資で
カバーする」という具体的な戦略が固まりました。
FPとの対話がなければ、
この判断は遅れていたと思います。

漠然とした不安は、数字にした瞬間に
「対処できる問題」に変わります。
それがFP相談の最大の価値のひとつです。


理由③|「制度」を正しく使う方法を教えてくれる

60代のお金の問題には、必ずと言っていいほど
「公的制度」が絡んでいます。

年金の繰り上げ・繰り下げ、
在職老齢年金の仕組み、
高額療養費制度、
介護保険の自己負担、
相続税の基礎控除……

これらをすべて正確に理解して、
自分の状況に当てはめて判断するのは、
はっきり言って素人には難しいです。

私自身、繰り上げ受給という制度を
60歳半ばになるまで知りませんでした。
「年金は65歳からしかもらわれへん」と
思い込んでいたのです。

FPはこうした制度を横断的に把握していて、
「あなたの場合はこの制度が使えます」
「この選択をすると、税金がこれだけ変わります」
と、具体的に教えてくれます。

知っているかどうかで、受け取れる金額や
払う税金が大きく変わる制度が、
60代には山ほどあります。
この「制度の使い方」を教えてもらえるだけでも、
FP相談には十分な価値があります。


理由④|「間違った判断」を止めてくれる

私はYouTubeを見て、レバレッジETFに
約80万円を突っ込んで溶かした経験があります。

「あのとき誰かに相談していれば……」と、
今でも思います。

情報があふれる時代に、お金の判断を
ひとりでするのは実は非常に危険です。

YouTubeやSNSの情報は、
発信者の利益が絡んでいることが多いです。
銀行や証券会社の窓口は、
自社商品を売る立場にあります。

一方、独立系のFPは特定の金融機関に
属さないため、中立的な立場から
アドバイスができます。

「この投資商品、本当に大丈夫ですか?」
「この判断、間違ってますか?」と
セカンドオピニオンとして使えるのが、
FP相談の強みです。

60代は、老後資金という「一生分の大切なお金」を
扱う時期です。失敗が許されない判断を、
ひとりで背負わなくていいのです。
それがFPに相談する価値だと思います。


理由⑤|「将来の選択肢」が増える

FP相談を受ける前と後では、
「自分が取れる選択肢の数」が変わります。

相談前の私は、「とにかく節約する」
「投資は怖いからやらない」
「年金が来るまで頑張る」という
3択しか見えていませんでした。

相談後はこう変わりました。

・保険を見直して毎月2万5000円を捻出できた
・その資金をNISAの積み立てに回せた
・年金の繰り上げ受給という選択肢を知った
・在職老齢年金の仕組みを理解して
働き方の戦略が立てられた

「知らんかった」から「できなかった」だけのことが、
たくさんありました。

FPに相談するのは、お金の「選択肢」を増やす行為です。
知識と情報を持った状態で判断するのと、
何も知らないまま判断するのでは、
10年後・20年後の老後が大きく変わります。


「無料FP相談」はなぜ無料なのか?からくりを知っておく

「無料やのに、なんで?」と思う人は多いと思います。
ここは正直に説明しておきます。

無料FP相談の多くは、FPが相談者に
保険や金融商品を紹介・契約につなげた際に、
保険会社や金融機関から手数料を受け取る
仕組みで成り立っています。

つまり、相談者は無料ですが、
FPは商品販売で収益を得ています。

これ自体は悪いことではありません。
構造を理解した上で使えば、
相談者にとっては「無料でプロの知識を借りられる」
非常に有益なサービスです。

ただし、注意すべき点があります。

「無料相談は相談の場であると同時に、
営業の場でもある」という認識を
持っておくことです。

親身に話を聞いてくれる良い人が、
実は「商品を売りたい立場の人」だった、
というケースもゼロではありません。

賢く使うための3つのコツを次に説明します。


FP相談で失敗しないための3つのコツ

①相談前に「解決したいこと」を1つに絞る

「何でも聞いてみよう」という姿勢では、
話が散漫になり、肝心な答えが得られないまま
終わることが多いです。

「保険を見直したい」
「老後いくら必要か知りたい」
「年金の繰り上げ・繰り下げを相談したい」

まず1つ、最も解決したい問題を決めてから
相談に臨みましょう。

②「提案された商品をその場で決めない」を鉄則にする

無料相談では、その場で保険や投資商品を
提案されることがあります。

焦って即決する必要は一切ありません。
「一度持ち帰って検討します」と言えば、
信頼できるFPは必ず了承してくれます。
その場で強引に決断を迫るFPは、
相談相手として適切ではありません。

③複数のFPに相談してみる

1人のFPの意見だけを鵜呑みにするのは危険です。
「別のFPにも相談してみよう」という姿勢が、
より正確な判断につながります。

無料相談なのですから、複数のサービスを
使い比べることを恐れる必要はありません。
私も最終的に2〜3人のFPと話して、
納得した上で判断しました。


60代がFPに相談すべきタイミングはいつか

「いつ相談すればいいか」と迷う人も多いです。
結論から言うと、「気になった今すぐ」です。

ただ、特にFP相談が有効なタイミングを
整理しておきます。

①定年の2〜3年前(55〜58歳ごろ)

再雇用の条件確認、退職金の受け取り方、
年金の繰り上げ・繰り下げの試算、
保険の見直しなど、定年前にやっておくべきことが
山積みです。「定年後に考えよう」では
遅すぎることが多いです。

②定年直後(60〜61歳ごろ)

退職金の使い道、空白期間の生活費設計、
NISAの活用など、まとまったお金が動く
タイミングです。判断を間違えると
老後に大きく響きます。専門家の目が
最も必要な時期です。

③何か「大きな変化」があったとき

配偶者の病気、親の介護、子どもの独立、
住み替えの検討など、ライフステージが変わるときは
家計全体の見直しが必要になります。
そのタイミングでFPに相談することで、
新しい状況に合ったプランを作り直せます。


私がFP相談を受けて変わったこと

最後に、私自身の変化を正直に話します。

FP相談を受ける前の私は、お金のことを
「なんとかなるやろ」で先送りにしていました。
保険は意味も分からずとりあえず払い続け、
年金の仕組みも知らず、老後の計画も
ありませんでした。

相談後は変わりました。

保険を整理して毎月2万5000円を確保し、
その資金でNISAを始めました。
年金の繰り上げ受給という選択肢を知り、
61歳から受給を開始して全額投資に回しています。
老後の収支を数字で把握できるようになり、
「あと何年、どう働けばいいか」が
見えるようになりました。

FP相談は、お金の知識を教えてもらう場所
ではありません。「自分のお金の現実」を
見せてもらう場所です。

その現実を直視することで、
初めて動けます。

「FP相談って意味あるの?」と思っている人に、
62歳の私はこう答えます。

「意味があるかどうかは、相談してみないと
わからへん。でも私は、相談して
人生が変わったと思っています」


まとめ|なぜFPに相談するのが良いのか

①自分では気づけない「お金の穴」を発見できます
②老後のお金を数字で見える化できます
③公的制度の正しい使い方を教えてもらえます
④間違った判断を止めてもらえます
⑤将来の選択肢が増えます

60代のお金の問題は、ひとりで抱えるには
複雑すぎます。制度も変わる、税金も変わる、
自分の状況も変わります。

専門家の力を借けることは、
決して「頼りない」ことではありません。
むしろ、賢い判断です。

まず1回、無料相談を使ってみてください。
「相談してよかった」と思うか、
「自分には必要なかった」と思うか、
それは相談してみた人にしかわかりません。


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