はじめに
「毎月なんとなくお金が減っていく気がする」
そう感じている方、多いのではないでしょうか。私もそうでした。収入は変わっていないのに、気づけば口座の残高が少なくなっている。でも何にそんなに使っているのか、正直よく分からない。
そんな方にこそ読んでいただきたい内容です。
老後破産は突然やってくるわけではありません。毎月の小さな赤字が積み重なって、ある日突然「もうお金がない」という現実に直面するんです。だからこそ今、一緒に家計を見直しましょう。難しいことは何もありません。順番通りにやれば必ずできます。
まず「見えない出費」を見える化しましょう
家計見直しの第一歩は、現状を正確に把握することです。感覚ではなく数字で把握することが大切です。
まず以下の3つを紙に書き出してください。
① 毎月の収入
- 給料・年金・その他の収入を全部書く
② 毎月の固定費
- 家賃・住宅ローン
- 電気・ガス・水道
- 通信費(スマホ・インターネット)
- 保険料(生命・医療・火災など)
- サブスクリプション(Netflix・Amazon等)
- 車の維持費(ローン・保険・駐車場)
③ 毎月の変動費
- 食費
- 外食費
- 医療費
- 交際費
- 娯楽費
書き出してみると「こんなに払っていたのか」と驚く方がほとんどです。私も最初に書き出した時は正直ショックでした。でもこれが現実です。目を背けずに向き合いましょう。
固定費から削減する理由
家計の見直しは固定費から始めるのが鉄則です。
変動費(食費や娯楽費)を削ろうとすると生活の質が下がり、ストレスがたまって長続きしません。一方、固定費は一度見直せば毎月自動的に節約が続きます。
労力は一度だけ、効果は永続的。これが固定費削減の最大のメリットです。
固定費削減①:通信費
通信費は多くの家庭で最も削減効果が大きい固定費です。
大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)をそのまま使っている方は要注意です。スマホ1台あたり月7,000〜10,000円払っている方も珍しくありません。
格安SIM(MVNO)に乗り換えるだけで月3,000〜5,000円の節約になります。
おすすめの格安SIMは以下の通りです。
| 会社名 | 月額料金の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 楽天モバイル | 1,078円〜 | データ無制限プランあり |
| IIJmio | 850円〜 | 安定した通信品質 |
| mineo | 1,298円〜 | サポートが充実 |
夫婦2人で乗り換えれば月1万円の節約も可能です。年間12万円です。これだけでかなり違います。
固定費削減②:保険料
保険は60代になったら必ず見直しが必要です。
若い頃に加入した保険をそのまま払い続けている方が多いですが、60代になると不要になる保険が出てきます。
見直しポイント
生命保険 子どもが独立して自分の収入で生活しているなら、高額な死亡保障は必要ありません。保障額を下げるか解約を検討しましょう。
医療保険 70歳以上になると医療費の自己負担が1〜3割になります。また高額療養費制度を使えば、月の医療費の上限が決まります。医療保険の必要性を再検討しましょう。
がん保険 これは継続をおすすめします。60代以降はがんのリスクが高まるため、がん保険だけは残しておく価値があります。
保険の見直しで月1〜3万円の節約になるケースは珍しくありません。ただし解約する前に必ずファイナンシャルプランナーに相談することをおすすめします。
定費削減③:電気・ガス代
2016年から電力自由化が始まり、電力会社を自由に選べるようになりました。知らずに地域の電力会社をそのまま使っている方は見直しのチャンスです。
電力会社の乗り換えで月1,000〜3,000円の節約になるケースが多いです。
また日常的な節電も効果があります。
- エアコンのフィルター掃除(月1回)→ 電気代約10%削減
- 冷蔵庫の設定温度を「強」から「中」に変更
- 使っていない家電のコンセントを抜く
- LED電球への交換
一つ一つは小さくても、積み重ねると年間数万円の節約になります。
固定費削減④:サブスクリプション
気づかないうちに増えているのがサブスクリプションの費用です。
Netflix・Amazon Prime・Disney+・音楽配信サービス・新聞のデジタル版・ジムの会員費・趣味のオンラインサービスなど、気づけば毎月2〜3万円払っているケースもあります。
使っているかどうか関係なく毎月引き落とされるのがサブスクの怖いところです。
全部書き出して、過去1ヶ月で実際に使ったものだけ残してください。使っていないものは即解約です。
固定費削減⑤:車の維持費
車は老後の家計に大きな負担をかける固定費の一つです。
車1台の年間維持費は以下の通りです。
| 費用項目 | 年間費用の目安 |
|---|---|
| 自動車税 | 3〜5万円 |
| 車検費用 | 5〜10万円(2年に1回) |
| 自動車保険 | 5〜10万円 |
| ガソリン代 | 10〜15万円 |
| 駐車場代 | 0〜24万円 |
| 合計 | 約25〜60万円 |
車が本当に必要かどうか再検討してみてください。公共交通機関が使える地域なら、カーシェアリングへの切り替えで大幅な節約が可能です。
削減効果をまとめると
| 項目 | 月間削減額の目安 |
|---|---|
| 通信費 | 5,000〜10,000円 |
| 保険料 | 10,000〜30,000円 |
| 電気・ガス代 | 1,000〜3,000円 |
| サブスク | 3,000〜20,000円 |
| 車の維持費 | 20,000〜50,000円 |
| 合計 | 約39,000〜113,000円 |
やり方次第では月10万円以上の節約も可能です。
節約だけでは限界があることも知っておいてください
ここまで家計の見直し方法をお伝えしてきました。でも一つ正直に言わせてください。
節約には限界があります。
削れる固定費を全部削っても、月10万円の赤字が月5万円になるだけかもしれません。根本的な解決にはなりません。
だからこそ節約と同時に収入を増やすことが必要です。
60代からでも始められる副収入の方法はあります。このブログではその具体的な方法を実践を通じてお伝えしていきます。節約で支出を減らしながら、副収入で収入を増やす。この両輪で回すことが老後破産を防ぐ最も確実な方法です。
一緒に取り組んでいきましょう。

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